ワインの店バッカス
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2003年3月5日

サンテ・ミリオン、ポムロール、フロンサックセミナーのご報告 Vol.3

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 DES ARTISANS DE LA VIGNE DU VIN/ぶどうとワイン職人
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 家族経営が多いサン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの生産者は、何よりもまず自分が畑とワインの職人でありたいと願っている。

 ◆ぶどう畑が極端に細分化されているのは、中世の終わりに端を発した土地と経済の構造に起因する。ボルドーの他の地域では、封建的なシステムから直接、大ドメーヌ制に移行しているにもかかわらずこの地域では細分化が続いている。

 ◆ぶどう栽培は、中小規模の家族経営で行われ、栽培家あたりの平均栽培面積は10haを下回る。この地域の栽培家は、ぶどうを栽培すると同時にワインも生産していることが多い。

 ◆この地域の栽培家は、ぶどうの樹の「足元」で生き、一年の気候周期の中で最良の部分を引き出そうとする。たとえば収穫時に、あともう少し熟させるために何日か収穫しないでおくという危険を冒すこともためらわない。

 ◆ぶどう畑では、絶えず土壌と品種の最良の関係を探り、最適の台木を選び、収穫時に最高の品質を引き出す。一方、カーヴでは、タンク醗酵槽と最も現代的な醸造設備が、小樽での熟成というすばらしい伝統と共存している。

 ◆サン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの栽培家は、匠である。良い意味での個人主義を培い、大量消費と標準化された製品とはかけ離れた、「オーダーメード」の製品を造ることを選択した。

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 QUALITE:UN VIGNOBLE DE PONTE/品質:最先端のぶどう畑
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 今日のサン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの特徴は、先進技術と、実験的な研究を惜しまないことである。12,500haという、ぶとう畑の面積には変動がなく、これ以上拡大もできないが、この畑の中で、栽培家は最高のものを造ろうと努力をしている。

■革新的な地域
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 ◆小規模生産で、しかもテロワールにより土壌や陽当り、ミクロ・クリマが大きく異なるという環境の中で、栽培家はノウハウやテクニック、新しい技術を、観察や経験から得たものと絶えず突き合わせてきた。

 ◆時間をかけて積み上げてきた経験やノウハウをもとに、栽培家は技術を向上させることができた。たとえば、ヴァンダンジュ・ヴェルト(実が熟す前に行う摘房)や完全な除葉、選果台など、今日一般的になっているこのような革新的な技術はこの地域で始まった。

 ◆全世界からアドバイスを求められる著名なエノロゴを輩出しているのもこの地域である。ボルドー大学の醸造学部のほか、リブルヌ・モンターニュの高校やこの地域にある研究室で、数々の実験が行われた。また最も小規模な生産者のところでさえもいろいろな実験が行われた。

 ◆「すべて手作業で造る」という概念が生まれたのもこの地で、これが「ヴァン・ド・ガラージュ」の誕生にもつながった。

■見本となる地域
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 ◆10のアペラシオンは、それぞれに特徴があるが、ともに活動し、共同関係にあり、共通の立場で団体行動を取っている。この地域では、挑戦し、また結果を白紙に戻すことができる。たとえば、1O年に一度見直されるサン・テミリオンの格付けは、その良い例であろう。

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