ワインの店バッカス
ワインの店バッカス
バッカス・マーケット 会社概要 お支払・送料 初めての方へ お客様の声 メルマガ 商品一覧 買物がご オリジナル・ラッピング

2003年2月26日

サンテ・ミリオン、ポムロール、フロンサックセミナーのご報告 Vol.2

―――――――――――――――――――
 LA PARTRIE DU MERLOT/メルロの祖国
―――――――――――――――――――

 ボルドーではいくつかのぶどう品種を混ぜてワインを造る。品種は、テロワールの違いや、毎年比率がわずかに変わるその年らしさを産み出すヴィンテージと深く関係する。サン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの3つの主要品種は、メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンである。

■メルロ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 最も代表的な品種(サン・テミリオンとフロンサックでは全品種の60%以上、ポムロールでは80%以上)。早熟な品種で、サン・テミリオンの粘土を含む土壌の、涼しく湿った特性を特に好む。

◆メルロはこの地域の品種の王様で、テロワールと完壁に合う。メルロはこの土地でこそ最高に熟すことができる。

◆よく熟し、ワインに色、アルコールの豊かさ(肥沃さ)、アロマの複雑さ(とりわけ熟した赤と黒の果実)、しなやかさ、丸み、絹のような口当たりをもたらす。

◆メルロは若くても楽しめる。

◆また、メルロはスパイスの効いた料理にも合う。

■カベルネ・フラン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 サン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの地域に特に多く植えられ、全品種の20%〜30%近い。平均的な熟し方で、石灰分を含む土壌や、やや暑い構造(砂、砂礫)のところに植えられる。

◆ワインに、少しスパイシーな、アロマティックな繊細さと、若々しさや、とてもタニックな構造を与え、素晴らしい熟成能力をもたらす。

■カベルネ・ソーヴィニヨン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 この地域の全品種の10%で、晩熟、特に暑く乾いた土壌に植えられる。(砂を含む砂礫質か、陽当たりのよい、石灰分を含む粘土質の土壌)

◆ワインに、スパイスの要素、複雑さ、長熟型のタニックな豊かさ、ハーモニーをもたらす。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 UNE IENTITE FORTE PUSEE DANS L'HISTOIRE/歴史に培われた強烈な独自性
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆詩人のオーゾンヌの思い出に彩られたこの土地は、ボルドーのぶどうの、ガロロマン期に遡る発祥地のひとつである(紀元前56年)。

◆8世紀から、サンチアゴ・テ・コンポステラに向かう巡礼の主要な経由地であったこの地域は、宗教的な町として発展し、サン・テミリオンの町が誕生し、多くの修道院や医療施設がてき、ここでぶどうを栽培した。

◆11〜12世紀、ふどう畑はイギリスの支配下で大きく発展した。1269年にはリブルヌ(Libourne)の港ができ、ワインの輸送ルートが大きく開かれた。

◆しかし、その後の1OO年戦争と、14世紀から15世紀にかけての宗教戦争が、ぶどう畑に悲惨な結果をもたらした。

◆16世紀に入ると平和がもたらされ、この地域全体の強力な主体性と独立を獲得したリブルヌの町は、取引の場所となり、大切な輸出の舞台となった。

◆18世紀の初めには、高品質のワインを求めるオランダやイギリスの需要増により、ぶどう畑は大幅に拡大した(サン・テミリオンでは、畑の面積は倍増した)。18世紀の終わりには、現在認識されている意味での、文字通りの「シャトー」や「クリュ」の第一世代が生まれた。

◆19世紀には、フランスのぶどう畑すべてを壊滅させたフィロキセラの危機に直面したが、この地域では、1884年にフランスでは最初の生産者組合を設立し、この問題に対応した。現在、この地域は、これほどに近く、似ている10のアペラシオンが共生できるように活動を続けている。

【Top】 【閉じる】