ワインの店バッカス
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2003年2月12日

完全保存版:サンテ・ミリオン、ポムロール、フロンサックセミナーのご報告

 サンテ・ミリオン、ポムロール、フロンサックというのはフランス、ボルドー地方、ドルドーニュ河の右岸に位置し、メルロー種を主体としたワインを生産する地域です。

 先日、SOPEXA(フランス食品振興会)主催で、現地のつくり手の方が講師を行う、業界関係者を対象としたセミナーが開催され出席しました。そのときいただいた資料が大変良くできていて(今までここまで良くできた書物には出会っていません)、自分だけの資料としまっておくのはもったいないのでみなさんにお知らせします。

 特に今年試験を受ける方には是非おすすめの資料です。数回にわたって掲載させていただきます。

以下引用――――――――――――――――――――――――――――――――

SAlNT-EMILlON-POMEROL-FRONSAC

サン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの地域はボルドーの北東約40km、ドルドーニュ河の右岸に広がり、赤ワインだけを生産する10のアペラシオンで構成されている。

◆Saint-Emilion/サン・テミリオン
◆Saint-Emilion GrandCru./サン・テミリオン・グラン・クリュ
◆Montagne Saint-Emilion/モンターニュ・サン・テミリオン
◆LussacSaint-Emilion/リュサック・サン・テミリオン
◆Puisseguin Saint-Emilion/ピュイスガン・サン・テミリオン
◆Sa1nt-Georges Saint-Emilion/サン・ジョルジュ・サン・テミリオン
◆Pomerol/ポムロール
◆Lalande de Pomerol/ラランド・ド・ポムロール
◆Fronsac/フロンサック
◆Canon Fronsac/カノン・フロンサック

ぶどう畑の面積:112,500ha
年間平均生産量:8,000万本
輸出:全生産量の40%
生産者数:2,215

DES TERROIR MAGIQUES/魔法のテロワール

 ポルドーでの基本中の基本であるテロワールは、気候、土壌という要素が結合したもので、ぶどうに、そしてワインに影響し、そのワイン独特の特徴を与える。その昔、ぶどうの樹はフランスの至る所に生えていたが、やがてイール河とドルドーニュ河という2つの河の合流点に広がるサン・テミリオン、ポムロール、フロンサックといった最高のテロワールのもとで存続し、大きく発展していった。

 サン・テミリオン、ポムロール、フロンサックの偉大なテロワールには、台地と丘陵が織り成す素晴らしい風景の中に、ぶどうの樹が無限に続いている。その土壌は複雑だが、サン・テミリオンとフロンサックの大部分は石灰分を含む粘土質であり、ポムロールは砂礫と砂が混ざっている。

 この地域は穏やかな海洋性気候の地域にあたるが、ボルドーの他の地域に比べると大陸性気候に近く、2つの河の合流地点にあるおかげで、夏は暑く、比較的暖かい秋が長く続き、冬も暖かく乾燥しているという、ミクロ・クリマ(微気象)の恩恵を受けている。このミクロ・クリマのおかげで、ぶどうはゆっくりと熟すことができる。

 自己調節機能のあるこのテロワールでは、灌漑が禁止されており、排水のみ人間が唯一干渉できる。自己調節機能のおるテロワールとは、例えば石灰分を含む粘土質の場合、雨が多いとスポンジの役割を果たして水分を吸収し、通常の降水童のときには、逆に水分を供給し、降水量が不足しているときでも、ぶどうの樹にストレスを与えないということである。同じ生産者の土地においてさえ土壌成分が異なる場合もあるが、砂質、粘土質、砂礫質、石灰質、これらの複雑な土壌がワインに豊かさと複雑さを与える。このユニークなテロワールこそ、メルロにとって絶好の条件を持つ土地であった。

以上引用終わり―――――――――――――――――――――――――――――

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